タナカ×ナスカラ

栃木県那須烏山市に東京出身の若者が地域おこし協力隊として移住。

地域おこし協力隊から公務員になれるの?

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

なんならもうすでに扱い上は公務員なのですが

そんな素朴な疑問について考えてみようと思います。

 

結論からいうとなれる

といっても募集内容や自治体にもよると思います。

2017年度採用のものですがHPによると

採用職種・採用予定人数・受験資格等
採用職種 人数 受験資格
一般事務 8名程度 昭和58年4月2日から平成11年4月1日までに生まれた者(平成29年4月1日現在で満18歳から満33歳までの方)で、高等学校卒業程度以上の学力を有するもの

保育士・

幼稚園教諭

 2名程度  上記一般事務の受験資格を満たす者で、保育士及び幼稚園教諭(両方)の資格を取得しているもの
臨床心理士 1名程度  昭和53年4月2日以降に生まれた者(平成29年4月1日現在で38歳以下の方)で、臨床心理士の免許を取得しているもの(取得見込みのもの) 
建築士 1名程度  昭和53年4月2日以降に生まれた者(平成29年4月1日現在で38歳以下の方)で、1級建築士の免許を取得しているもの(取得見込みのもの)または2級建築士の免許を取得しているもの

 ※地方公務員法に規定する欠格事項に該当する方は、受験できません。

 となっており我が市では問題なくなれそうです。(2017年度)

 

以下参考

www.city.nasukarasuyama.lg.jp

 

実際に転身なされた方もいらっしゃるようですし

佐賀県では協力隊経験者向けの公務員試験も行われたようです。

www.iju-join.jp

 

 

では地域おこし協力隊から公務員へ転身した場合に考えうる

メリットを考察してみます。

 

 

メリット1「十分に地域を知ることが出来る」

地域おこし協力隊として活動していくと嫌でもその地域について学ぶことが出来ます。

Iターンしてその地域に根付いていくことを考えたらベストな選択ともいえるでしょう。

それに地域おこし協力隊というバックグラウンドを持っていれば地域に入ることも容易になります。

3年かけて地域に馴染む。

そこが本当に自分のフィールドであると感じたならそこで骨をうずめる。

そんな選択もありではないでしょうか。

 

メリット2「行政の内情を知ることが出来る」

これについては過去記事で少し言及したところです。

 

th-tanaka.hateblo.jp

 

メリット3「人間関係を構築することが出来る」

そもそも外部の人間が知らない土地に飛び込むということはかなりハードルが高いことです。

急に「内部の人間」になるのではなく

まずは「外部の人間」である地域おこし協力隊から時間をかけて

少しずつ「内部の人間」に変わっていけば抵抗も少なくすんなりと馴染むことが出来るのではないでしょうか?

 

以上いかがでしたでしょうか?

実際に現場で見ると公務員としての大変さや課題も見えてくると思います。

立場によって解決できる課題も違いますし

今のご時世だとどの業界も人材不足で様々な人材を求めています。

もちろん給料は首都圏に比べて安くはなりますが

空気や自然がきれいでのんびりゆったりした雰囲気の中で働くことが出来るというのは一種のメリットだと思います。

 

もし満員電車にゆられる生活から環境を変えてみたいなんて方がいらっしゃれば

ぜひとも地方に目を向けてみては?