タナカ×ナスカラ

栃木県那須烏山市に東京出身の若者が地域おこし協力隊として移住。

今を生きる一人の若者として

 那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

久しぶりの更新で「どういう風の吹き回しだ?」という感じですが

ご興味ある方は少し見ていってください。

僕の意見を一般化するつもりは毛頭ないですが

今を生きる一人の若者として僕はこんなことを感じています。

 

 

きっかけはこんなエントリーから

 

 

今までモヤモヤしていたものが一気にストンと腑に落ちました。

いつもどこでも「若者がいない」「若者が活躍を」etc...

 

会社では「長期キャリア形成のため」とか

まちでは「これからのまちの担い手のため」とか

 

 

若者ってそんなに都合よく

ホイホイついていかねーからな?

 

 

僕はいわゆる「ゆとり世代

1992年に生まれた僕たちは「ゆとり世代」揶揄されることが多かったです。

ちなみに1992年の社会は

 

世相・風俗・流行・話題

国際貢献、複合不況、NGO、ミンボー、

冬彦さん(テレビドラマ「ずっとあなたが好きだった」の登場人物)、

ジュリアナ東京(ディスコ)、カロリーハーフ、もつ鍋

 

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この年に登場

3月14日:東海道新幹線に、時速270kmで東京-大阪を結ぶ「のぞみ」が登場。
7月1日:東京-山形を2時間半で結ぶ、ミニ新幹線「つばさ」が開業。

 

1992年[世界の出来事100年史]  より引用。

 

こんな世間の中に僕らは生を受けました。

バブル崩壊の真っただ中に生まれた僕たちは元気のある日本を知りません。

物心のついたときから常に「日本は不景気」だったのです。

 

 

インターネットの発達とともに成長

僕の世代はつねにインターネットの発達とともにありました。

 

小学生のときに

「画面が白黒のケータイ」が生まれ、「着メロ」をケータイに打ち込んで作り

中学生のときに

パケホーダイ」が生まれ、「前略プロフィール」といった初期のSNSを利用し

高校生のときに

スマートフォン」が生まれ、「mixi」がはやり

大学生のときに

「Line」や「Facebook」が生まれ、「スマホゲーム」が全盛を迎える。

 

こうしてインターネットの発達とともに成長した結果、

僕たちの世代はとあるリスクを避ける傾向にあります。

 

それは「責任を取ること」です。

 

 

ネットリテラシーが向上した結果……

昔からメールやSNSに触れていた世代は

基本的に人に迷惑をかけることを嫌がります。

この世代は「何かをするとすぐに拡散すること」を知っているからです。

その結果、自分の意見を主張することに控えめになる

→出来るだけ責任を取らないような立ち回りをするようになりました。

 

そうです。僕らは最強にして最弱の武器を手に入れたのです。

それは「沈黙すること」です。

 

 

沈黙しているけど、僕らはなんだかんだ考えている

よく「若者の社会参加ガー」とか「若者の消極性ガー」とか

言われているところを散見しますが

ゆとり世代」はやっても無駄だと思うことはしない傾向にあります。

 

そして僕らの生きてきた時代背景として

常に時代の流れに飲み込まれてきたので

自分が「無力」であると思っています。

 

何が言いたいかというと

「若者がやらないことには、しっかりと理由がある」

ということを僕は主張したいです。

 

 

まとめ

沈黙しがちで反論もほとんどしない(する気も起きていない)若者を

問題の原因にする傾向がどこにでもあるように感じます。

 

しかし、そういった問題の本質的な原因は

「今までの枠組みや仕組みで無理矢理に問題を解決しようとすること」

にある場合が多いです。

 

最初に標的にしやすい若者を原因に取り上げるのではなく

問題そのものの本質に迫るような取り組みが行われるといいなあと思っています。

 

以下、心の叫び↓

 

 

 

 

野菜嫌いを克服させる!那須烏山が誇る帰農志塾のこだわり

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

いきなりですが、質問です。

みなさんは野菜が好きですか?

 

 

僕は嫌いです。

 

 

どのくらい嫌いかというと

生姜焼き定食についている付け合わせの野菜を残すくらい嫌いです。

アレルギーとかではないので食べようと思えば食べれるのですが

あんまり自分から好んで食べたいとは思いません。

(全国の農家さん、ごめんなさい。。。)

 

 

そんな僕ですが、

とある企画で那須烏山市にある「帰農志塾」にお邪魔した時に

「強烈な野菜嫌い」を力技でねじ伏せられたかのような体験をしました。

 

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ぼく「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あああああああああああああああああああ

 

 

まず帰農志塾ってなに?

という疑問を感じる方も多いので帰農志塾について簡単に説明します。

帰農志塾は…
 1976年、当時農家の後継者不足問題が叫ばれる中、農業の新しい担い手として新規就農者の教育を目的として設立。
就農希望者を常時7~8名受け入れ、無農薬、無化学肥料で年間約80品目の野菜を栽培。(帰農志塾HPより抜粋)

新規就農者のための「帰農志塾」

 

 

帰農志塾が出来たきっかけは、

先代の戸松正さんがベトナムへ農業の技術研修に行かれたところから。

 

帰国後の日本の野菜は何を食べてもあまりおいしくなく、自分の作っていた野菜とは比べものにならなかった。そんな訳で、自分で作ることにしたが、土地、家もなく、資金もなかった。幸い50aの荒れ地と雨漏りする旧医院の病棟を借りることができ、農業をスタートした。(下記より抜粋)

http://www.joaa.net/files/adviser/adviser10.pdf(PDFです。)

 

いやロックすぎるでしょ……。

「そんな訳で」の一言で行動までのハードルをいくつ越えてんだろう……(笑)

 

そうして始まった帰農志塾ですが、現在の塾長は二代目である戸松正行さん。

個人的な感想ですが戸松正行さんも半端なくロックです。

 

 

帰農志塾の農業

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那須烏山市の中山地区にある広大な畑。

 

 

帰農志塾のルーツ的に自分がおいしいものを食べれたらという

「自給自足」の考え方がベースにあります。

同じ場所で作物を収穫し続けるために自然に負荷をかけないようにしているそうです。

 

また生き物を大切にする農業を掲げていて

農薬は一切使っていません。

 

昨今よく話題にのぼる有機野菜ですが実は無農薬ではない有機野菜もあったりして

一概に「有機野菜=安全」とは言い切れないんですね。

 

その点、帰農志塾は「無農薬の有機野菜」なので

本物のオーガニックにこだわりたい人にも安心です。

戸松さんにそんな有機野菜事情の話をしたら

「ウチは昔からやってるしね。言葉は後からついてきた。」

と笑われました。

 

カッコよすぎるやろ……。

 

 

マジでおいしい5秒前

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↑土作りからこだわっているそう。奥が戸松正行さん。

 

実は帰農志塾の見学にお邪魔するのは三回目でした。

ちなみに前回は「田舎ホームステイ(仮)」の時で

後輩のトミタ君と一緒にご訪問させていただきました。

(お忙しいのに何度もありがとうございますm(__)m)

 

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↑トミタ君と鶏舎を見学。平飼いでストレスなく産んだ卵はマジでうまい。

 

 

そんな感じで今回も農場の見学とインタビューをさせていただいていたのですが

戸松さんのご厚意で露地栽培のホウレンソウをいただくことに!

 

 f:id:th-tanaka2:20170204140402j:plain

↑これが問題のホウレンソウ。見た目は普通だが……。

 

戸松さん「これ、食べてみ。」

 

タナカ「えっ、いいんですか?ありがとうございます!」

(闇タナカ「ホウレンソウ好きだけど生で食べたことないなあ。怖い。。。」)

 

はむっ。

むしゃむしゃ。

 

タナカ「!?!?!?!?!?!???!?!?!?!??!?!?!?!」

 

 

これはすごい。

初めてホウレンソウを生で食べたからってのもあると思うけど

 

リ ン ゴ み た い に 甘 い w

 

こ、これは……。

こんな野菜が世の中にあったのか……。

 

どうやらハウスで育てたりするよりも

外気温にさらされて育った方が寒さによって甘くなるそうです。

つまり、強い野菜は甘いってことやな!

 

ちなみに帰農志塾の野菜は会員になることで食べることが出来ます。

会員募集
 
 帰農志塾の作り方に賛同し、野菜を食べていただける会員も募集しております。遠方の方には宅急便で野菜や卵をお送りしています。
    野菜セット1回3000円(送料込み)です。
 野菜セットの内容は旬の野菜十数種類が入っており、3~5人の家族が野菜を充分食べられる量です。

 平飼い・半放し飼いの卵 : 有精卵もあります。餌は全て国産、遺伝子組み換え飼料は一切使用しておりません。会員からはおいしいと評判の卵です。
        1P(10ヶ) 400円
です。

新規就農者のための「帰農志塾」より抜粋

 

ホウレンソウショックも冷めやらぬうちに

インタビューの終了時間が近づいてきてしまったので

僕は戸松さんにこんな質問をぶつけてみました。

 

タナカ「これからやりたいこと、やっていきたいことってなんですか?」

 

戸松さん「まずはブレないこと。

安全なものが欲しいという声は大きくなってきている。

あとは塾生を増やしたり規模を大きくして色んな事に取り組みたいね。」

 

安全かつ、野菜嫌いを克服させるほどおいしい旬の野菜を

たくさんの人に届けている帰農志塾。

ちょっとでも興味があったり、共感するところがあれば

ぜひ野菜を食べてみてください。

 

那須烏山でお待ちしています!

 

囲碁は難しい?全然そんなことないぞ!

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

以前からカミングアウトしておりますが

実は僕、ゲーマーなんです。

 

……。

 

……それに加えて

・歴史好き(主戦場は戦国時代)

・アニメ好き(ガンダムなどロボット系)

高校野球好き(古豪が出てくるとテンションあがります)

などなど。

 

様々な属性を持っている僕ですが

今年の春から囲碁を始めました!

 

元々「将棋」や「チェス」や「オセロ」などは少し嗜んではいましたが

囲碁」は少し難しいイメージがありやったことがありませんでした。

 

はじめて「囲碁」に触れたきっかけ

元々92年生まれの僕は世代的にジャンプの人気漫画であった

ヒカルの碁をよく見ていました。

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ストーリーもさることながら緊迫感のある対局シーンに

当時引き込まれていた同世代も多いのでは?

 

個人的には将棋部の加賀が好きでした(笑)

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この漫画の存在で他の世代より囲碁が近くにあったのは間違いありません。

が、当時僕は野球をやっていたので囲碁を始めたりはしませんでした。

 

それではなぜ、いまさら囲碁を始めたのか。

 

とある某大河ドラマがきっかけでした。

それは真田丸です。

 

真田丸11話「祝言」の中で行われた対局

それは真田幸村の父である真田昌幸とその幼馴染である室賀正武との対局でした。

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簡単に状況を説明すると

室賀正武徳川家康にそそのかされて真田昌幸の暗殺を企てていた。

しかし暗殺計画を事前に真田昌幸がキャッチしていて

囲碁」をしようとわざと二人きりに。

幼馴染でもある室賀正武囲碁では勝ちますが逆に殺されてしまう。

という話なんです。(めちゃくちゃ泣けるのでぜひ見てください!)

 

このシーンを号泣しながら見ていた僕はふと思います。

囲碁の対局にも意味があるのではないか?」

そんな興味から囲碁部主将だった友人に囲碁を教えてもらい始めました。

 

最初は軽く取り組んでいましたがやっているうちに少しずつ沼に嵌っていく僕(笑)

ここでは囲碁の魅力について少し語ろうと思います!

 

囲碁の魅力その1「成長が見える」

 「囲碁って定石とかたくさん覚えなきゃいけないんでしょ?」

なんてよく聞きますが楽しむ分にはそんなことありません。

むしろ定石を知らずとも基本的な打ち方さえ身に着けてしまえば

勝手に定石と同じように打っていることもあります。

当然知らないより知っていた方がいいのですが

定石の書いてある本などをチラチラと読みながら「こんなんだったなあ」と

ゆるーく引き出しを増やしていけばいいと思います。

 

そして自分なりに打った手筋がたまーに非常にいい感じだったりするんですよね。

僕には師匠がいるのですがその師匠に手筋を褒められるとめちゃくちゃうれしいです(笑)

そうしているうちに昨日より今日、今日より明日というように少しずつ強くなっていることを実感できます。

 

「このケースは確かこう打つといい感じ」

「この辺はこう打つといい感じに守れる」

 

そういう風にゆるーくやっているだけで成長が見える囲碁は非常に楽しいです!

 

囲碁の魅力その2「碁会所が楽しい」

囲碁を打とうとしても中々場所がなかったのでいつも碁会所を利用していました。

僕が色々と教えてもらいながら囲碁を打っていると常連さんとおぼしきおっちゃんが

碁盤をのぞいては「ああだこうだ」と言ってきます(笑)

東京のど真ん中でこんな懐かしいコミュニケーションがとれる。

それだけで碁会所に行くのが楽しかったです。

 

囲碁の魅力その3「自分のスタイルで取り組める」

ネット囲碁もよし。面と向かって対局するのもよし。

毎日勉強するもよし。たまに対局を見るだけでもよし。

いろんな関わり方が出来ます。

 

それに攻撃的なスタイルから守備的なスタイル。

盤面は自由です。

ルールだけ守って自分の置きたいように石を置いていけばいい。

それが僕にとって非常に魅力的でした。 

 

僕はちなみに始めたての頃は攻めたがりでしたが今は守りを重視して打つようにしています。

といってもほとんど初心者ですが(笑)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

若い人で対局してくれる人がいないので布教記事として書きました。(があんまりうまく書けなかった感ある)

一人で始めるとくじけがちなので知り合いを誘って一緒に遊んでみてください!

そして僕と遊んでください←

 

 

「地域おこし協力隊」と検索すると失敗例ばかり出てくる悲しみ

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

「地域おこし協力隊」という検索ワードでGoogle先生に聞くと

上から4番目には「失敗」という言葉が。

 

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オラ、すっごく悲しいぞ!!

 

といっても僕も着任前にそういった記述のあるブログや事例は読み漁りましたね。

 

だって元々都会育ちでご近所付き合いとかしたことないし。

そもそも地域おこしってなんなのかわかんないし。

JOINのサイトにはフワっとしたいいことしか書いてないし。

 

www.iju-join.jp



だから気持ちはわかるしあーだこーだ言いたくなる気持ちもわかるけど。

 

こんだけネガティブに

言われ続けるのは悲しくね??

 

実際に全国すべての事例を見聞きしたわけではありません。

少なくとも栃木県内でプライドややりがいを強く持って取り組んでる人もいるよ!って話です。

 

なぜやたらネガティブに言われるのか

そう言われる原因はいくつかあると思います。

・「地域おこし協力隊」という制度の不透明さ

・「地域おこし協力隊」という仰々しい名前

・税金を投入している

・社会全体から見ても少数派

等々。

 

まだまだあげればキリがないと思いますがとりあえずこれらについて考えてみます。

 

「地域おこし協力隊」という制度の不透明さ

まず「地域おこし協力隊」というものをどれくらいの人が知っているでしょうか。

今でこそ少しTVで取り上げられたりしていますが

東京に住んでいてその名前を聞くことはほとんどありませんでした。

なので僕自身が周囲に説明するときに非常に苦労したのを覚えています。

実際に着任してからも予算の使い方や使用用途などまだまだ全然わかりません(笑)

まだ僕らはあんまりお金がかかるフェーズではないのでその内に聞こうと思います。

 

あとは業務内容の不透明さ。

基本的に自治体が業務内容を設定できるので一元にこれ!というものがありません。

強いて言えば地域に貢献してねっていうくらい。

「地域おこし協力隊です!」って言っても何をする人なのか全くわかりませんしね。

いくら地元の人でもそこの自治体の地域おこし協力隊が何に取り組んでいるのか

知っている人は一握りなんじゃないでしょうか。

 

なので逆に言えば現役の協力隊は外側はもちろん

内側への発信のやり方も考えなければなりません。

th-tanaka.hateblo.jp

 

「地域おこし協力隊」という仰々しい名前

個人的にいつも思うのですが国のネーミングセンスのなさは異常です(笑)

全体的にうっすらと主旨を伝えようとするので無理もないかなとは思います。

でもこの名前だったらなんでもやってくれる感出ますよね。

 

だって「地域おこし協力隊」ですよ?地域をおこしてくれるんですよね?(笑)

 

現役の方ならわかると思いますが地元の人でも出来ないことは僕らでも出来ません。

もちろん地域外からの視点や特別なスキルがあれば出来ることは多いです。

でもそれだけじゃどう考えてもうまくいきませんよね。

僕らのメインは前段の「地域おこし」ではなく「協力隊」の方なのです。

 

地域に住んでいる人たちや地域で働いている行政が明確なビジョンを持っている。

それの実現を手伝う。協力する。というのがこの制度の本質のような気がします。

 

税金を投入している

これに結構アレルギー的な反応を示されることも多いのではないでしょうか。

そう。それもそのはず僕もそう思っていたからです。

公務員は……敵……!

th-tanaka.hateblo.jp

 

極端な言い方になりますが

やたらめったら道路を作るよりも

人に投資した方がよっぽど可能性があるんじゃね?

と思ったりしてます。実際よくわかんない工事が多いですしね。

もちろんインフラの整備は大事ですし

それが現地の経済を回しているのは重々承知の上です。

でも人がひとり増えるっていうのは非常に大きなエネルギーなわけで。

移住先での消費活動を考えれば一概にダメともいえない気がするんですよね。

 

社会全体から見ても少数派

どう見たって僕らは少数派です。

普通に話していたらわかってもらうことは難しいでしょう。

またニュースサイトなんかで取り上げる場合は

出来るだけセンセーショナルな取り上げ方をしたいので

「ひどい!」「かわいそう!」「税金の無駄!」

といった論調になるように記事を書いていくことでしょう。

そうした方が多数派のアクセスを稼ぐことが出来ますしね。

 

僕らはプライドを持って仕事をしている

とはいえ実際にうんこみたいな自治体があるのは否めません。

中に入ってみると那須烏山でよかったなあなんて思うこともあります。

なので気軽には勧められませんが悪い仕事ではないと思います。

「社会や地域をよくしたい!」と熱い気持ちをぶつけ合う仲間や

これから自分のあり方について地域活動を通して向き合っている仲間。

それに自分の思いや情熱を実現するために活動している仲間。

みんなプライドを持って仕事をしています。

(いい意味でプライドなんてないって人もいますが(笑))

 

僕の場合

「草刈り要因にされる自治体があるから気を付けろ!」なんてよく言いますが

うちの自治体の場合、気を使ってなのか

 

草刈りすらやらせてくれませんw

 

おおもとのゴールが起業なので草刈りをさせないのも当然っちゃ当然なのですが(笑)

おかげで非常に快適にオフィスワークをこなし

 

外回りをし

 

 

ブログも書いています←

th-tanaka.hateblo.jp

 

まとめ

地域おこし協力隊の一面だけを取り上げて全てが悪いように

取り上げられるのはあまりにも悲しかったのでこんな記事を書きました。

もう少し地域おこし協力隊に対しての理解が少しでも深まればいいなあと思います。

 

関連してそうな記事

th-tanaka.hateblo.jp

th-tanaka.hateblo.jp

自分が影響された教師っていますか?

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

前からぜひ紹介したいと思っていた僕の小学校の先生について

今日は書いていきたいと思います。

 

僕の通う小学校の先生

その名も井上先生。

実はこんだけ思い入れがあるにも関わらず担任ではなかったんです。

それだけインパクトや影響力があるということですね。

初めて指導を受けたのは小学校4年生のとき。

 

普段は終始ふざけている

井上先生はいつもふざけていました。

15年近く前の記憶なんですが井上先生の顔は変顔しか思い出せません(笑)

子供ながら「この人めちゃくちゃだな」と思ってました。

基本的には人を笑わせたり小学生の目線でものごとを考えられる人だったのです。

 

でもたまにキレる

でもキレどころが井上先生らしいんですよね。

例えば休み時間に外が雨でしょうがなく教室で禁止されているボール遊びとかやってたりするじゃないですか。

そのタイミングで廊下を先生が通ると中で遊んでいる子供たちはボール遊びをやめておとなしくなってごまかします。

そして井上先生がガラッと扉をあけてこう叫びます。

 

「おめえら何やめてんだよ!」

「怒られるまで辞めるんじゃねえよ!」

 

もうめちゃくちゃですよね(笑)

多分ですがボール遊びし続けても怒られます。

元々悪いことをしているので怒られるのは当然なのですが。

でも僕は今でもこの教えに影響されています。

 

中途半端が一番ダメだ

井上先生はこの事例でいうと「中途半端に周りを気にするくらいなら最初からやるな」と言っていたんじゃないかなと思います。

 

何事も中途半端ではダメだ。突き抜けろ。

 

そう言いたかったんじゃないかな、なんて邪推してしまいます。

 

結びに

自分の思いを綴ったのであっちこっち散らかった文章になってしまいましたが

こういう先生に恵まれて僕は今ここに立っていれるのだなあと感じています。

おそらく僕のことは覚えていないでしょう。

でもこの年になったからこそ今会いたいなあと思います。

お世話になった先生方と一度酒でも飲みながら色々話してみたいなあ。

みなさんは自分が影響された教師っていますか?

地域おこし協力隊から公務員になれるの?

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

なんならもうすでに扱い上は公務員なのですが

そんな素朴な疑問について考えてみようと思います。

 

結論からいうとなれる

といっても募集内容や自治体にもよると思います。

2017年度採用のものですがHPによると

採用職種・採用予定人数・受験資格等
採用職種 人数 受験資格
一般事務 8名程度 昭和58年4月2日から平成11年4月1日までに生まれた者(平成29年4月1日現在で満18歳から満33歳までの方)で、高等学校卒業程度以上の学力を有するもの

保育士・

幼稚園教諭

 2名程度  上記一般事務の受験資格を満たす者で、保育士及び幼稚園教諭(両方)の資格を取得しているもの
臨床心理士 1名程度  昭和53年4月2日以降に生まれた者(平成29年4月1日現在で38歳以下の方)で、臨床心理士の免許を取得しているもの(取得見込みのもの) 
建築士 1名程度  昭和53年4月2日以降に生まれた者(平成29年4月1日現在で38歳以下の方)で、1級建築士の免許を取得しているもの(取得見込みのもの)または2級建築士の免許を取得しているもの

 ※地方公務員法に規定する欠格事項に該当する方は、受験できません。

 となっており我が市では問題なくなれそうです。(2017年度)

 

以下参考

www.city.nasukarasuyama.lg.jp

 

実際に転身なされた方もいらっしゃるようですし

佐賀県では協力隊経験者向けの公務員試験も行われたようです。

www.iju-join.jp

 

 

では地域おこし協力隊から公務員へ転身した場合に考えうる

メリットを考察してみます。

 

 

メリット1「十分に地域を知ることが出来る」

地域おこし協力隊として活動していくと嫌でもその地域について学ぶことが出来ます。

Iターンしてその地域に根付いていくことを考えたらベストな選択ともいえるでしょう。

それに地域おこし協力隊というバックグラウンドを持っていれば地域に入ることも容易になります。

3年かけて地域に馴染む。

そこが本当に自分のフィールドであると感じたならそこで骨をうずめる。

そんな選択もありではないでしょうか。

 

メリット2「行政の内情を知ることが出来る」

これについては過去記事で少し言及したところです。

 

th-tanaka.hateblo.jp

 

メリット3「人間関係を構築することが出来る」

そもそも外部の人間が知らない土地に飛び込むということはかなりハードルが高いことです。

急に「内部の人間」になるのではなく

まずは「外部の人間」である地域おこし協力隊から時間をかけて

少しずつ「内部の人間」に変わっていけば抵抗も少なくすんなりと馴染むことが出来るのではないでしょうか?

 

以上いかがでしたでしょうか?

実際に現場で見ると公務員としての大変さや課題も見えてくると思います。

立場によって解決できる課題も違いますし

今のご時世だとどの業界も人材不足で様々な人材を求めています。

もちろん給料は首都圏に比べて安くはなりますが

空気や自然がきれいでのんびりゆったりした雰囲気の中で働くことが出来るというのは一種のメリットだと思います。

 

もし満員電車にゆられる生活から環境を変えてみたいなんて方がいらっしゃれば

ぜひとも地方に目を向けてみては?

「人の話は話半分で聞け!」説を提唱したい

那須烏山からこんにちは。

どうも、タナカです。

 

今日はこんなテーマについて話したいと思います。

 

「人の話は話半分で聞け!」

 

 

 

なぜそう思うようになったのか

こんなひねくれものの僕ですが実は結構素直なのです(笑)

というのも20歳前後のころ自分の将来について悩んでいるとき。

そのころ僕自身のことを心配して各方面の人が色々と助言をくださっていたのです。

それもそのはず、その頃の僕はかなりちゃらんぽらんなやつで今の3倍くらいテキトーな奴だったのです←

 

そんな状況で僕自身も自分についてよく考えるように。

なので普段からもらえる助言を真摯に受け止めるだけでなく

自分からいろんな先輩に助言を求めてお声かけしていきました。

 

「こうしたらいい」「ああしたらいい」「こういうのはやめた方がいい」

などいろんな助言をいただきました。

先輩方は当然色々な経験をされてきてその中から出てくる助言ですから当然すべて正しいのです。

なのでその時のピュアな僕は「確かに!正しいなあ!」と思いながら助言を実行していきます。

 

でも僕の人生は一向によくなりませんでした。

 

よく考えたらわかることだった

「なんでこんなに正しいことを実行しているのに人生が好転しないんだ!」

なんて考えていた僕はあるときに気づきます。

 

「俺の人生に正解なんてないやん」

 

結局そこに尽きると思うんです。

人の正しいは所詮人の解でしかない。

自己啓発本を読みふけった時期もあってああいう本は要約すると

「とにかくやれ」って書いてあるんですよね共通して。

確かに自身の経験に基づいた血の通ったアドバイスは正しい。

これは間違いない。

 

大事なのは

もらったアドバイスを自分の感性に合わせてちゃんと取捨選択できるかどうか。

全部を馬鹿正直に実行していくと自分の軸がぶれます。

簡単にいうと自分が何なのかわからなくなります。(経験談)

 

かといってアドバイスを聞くなというわけではない

この辺のバランス感覚が非常に難しいのですが

自分よがりになってしまうと結局何もできません。

なにより他の人の共感を得にくいので事を成すのは難しいでしょう。

 

僕にアドバイスをくれた先輩方も基本的によかれと思ってやっているし

彼らが経験し苦しかったことを僕らに経験しなくてもいいように言ってくれています。

でもそもそも人間は苦しまないと成長しないのです。

筋トレでもそうですし勉強などもそう。

適切な負荷をかけることで人間は成長します。

苦しまずに成長することはほとんどありません。

そういう意味で楽をしようとしていた僕は

自分の実力不足で世間に跳ね返されていたわけですね。

 

自分の思ったように進めばいい。

たまに自分を客観視するときにアドバイスを聞けばいい。

僕は後輩に対して基本的に咎めることはしないようにしています。

「ええやん」「やったらええやん」というリアクションがほとんどです。

でもこれは嘘ではなく心からそう思っているので出てくる言葉です。

 

自分の思いに基づいて自分の責任で自分の思いを形にする。

形式的な失敗や成功はどうでもよいのです。

自分の思いを形にして検証することが大事なのです。

 

そうして自分の思いを形にして検証した経験というのは

自分の血となり肉となり必ず生きてきます。